見学に行ってきました

今朝、子どもを送り出してから、7時に出発して、とある学校の見学に行ってきました。

その学校は、和歌山にある”きのくに子どもの村学園”というところです。

マスメディアでも取り上げられたこともあるらしく、とてもユニークな学校のようでした。

朝の渋滞や、工事で、予定よりも大幅に遅れて到着しましたが、スタッフの方がとても快く迎え入れて下さいました。

他に見学のご家族が何組かいらっしゃいました。

イメージしていた物と一致するところと、そうではないところと、大変興味深い見学の時間でした。

こうして、世の中にある色々な物を見て、聞いて、知って、それを自分がどう思うか、この過程が本当に楽しいです。

この見学は見学で、とても有意義だったのですが、実はこの見学に行く道中、大変でしたが面白いことがありました。

行きは、新名神で大阪から向かいました。ナビ頼みでした。途中で工事の都合でナビがルートを変えたようでした。ナビに従って行くしかなかったのですが、山道に入ると、とても険しくて驚きました。見学先の学校に電話で連絡したときに、学校近くが工事で10時45分から通行止めになると聞いていました。到着予定時刻はその時間には間に合わなさそうでした。それでも、とりあえず行くだけ行ってみようと、とにかくとにかくナビに従って走り続けました。すると、曲がり角の工事の看板に、”本日通行可能”の文字が!!”ようし、ラッキーだ!やっぱり来てみて正解だった!”とテンションMAXで進みました。山道は段々細く、更に険しくなります。電話で案内された話だと、工事の箇所から15分くらい、だったはずが、なかなかたどり着けません。車は1台通るのがやっとの道。おまけに、落石がいくつも!落ち葉が雨で濡れて、スリップしそうだし、左は山の斜面ギリギリ、右は崖。ガードレールはなく、薄暗いし。ハンドル操作を一瞬でも間違えたら、命がなさそうでした^^; すごいところにあるもんだ、と半分不安になりつつも、この先にあるものをみたい気持ちを更にかき立てられ、ひたすら走ります。途中、何と、シカが目の前を横切っていったではありませんか!驚いたような目でこちらを見て、さっと隠れました。野生の猿は見たことがありますが、山の中の野生のシカは初めて出会いました。一瞬でしたが、そのシカの筋肉のラインは、とても美しかったです。いや~、なかなかすごいところだなぁ、と、またまた興味をかき立てられるばかり。ヘアピン状のカーブが何度も何度もあり、途中でナビが反応しなくなるなど、さすがに少し、本当にこの先にあるのか?と半信半疑になってきました。あと5分、あと4ふん、あと1分、ついに、ナビの”間もなく目的地に到着します”というアナウンスに、強ばっていた全身の筋肉が一瞬で緩みました。かかった時間は約4時間半!(苦笑)

学校の受付で、”工事の箇所は通れましたか?”と聞かれて、私は、”はい、本日通行可能と書いてあったので”と伝えましたが、”木曜日は工事すると連絡が入っていたんですよね。”という、なんだかかみ合わない会話になったことが気になりつつも、見学を済ませて帰ろうとしたときに、他の見学者の方が私が来た道と反対の道から帰られるのを見て、やっと気がつきました。私は、ずっと高野山を走って、山を越えてきたのだったのだと、、、。本日通行可能の看板は、たまたま反対側の入り口に出ていたものだったのですね。いや~、やけに遠いと思いました。何事もなくたどり着けて良かったです。

帰りは、案内通りの道で帰ることができ、渋滞もなかったので、2時間半くらいで着いちゃいました!

久しぶりのスリルあるアドベンチャー。外に出ると、色々なことがありますね。でも、とっても楽しかったです!