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ご興味をもってご覧くださり、ありがとうございます。

私は、日本の高度経済成長期の頃から日本の変化を見てきました。外国人を見かけることすら珍しかった50年前、今ではご近所さんにたくさんの外国人の方がいらっしゃいます。

確かに、英語は話せないよりは話せたほうが、より豊かな人生になるチャンスが増えるでしょう。しかし、英語もそうですが、本来言語は、何かを伝えたり、情報を得るための道具にすぎないので、話す内容や必要な情報を得るもとの方をもっと大切に育てていく必要があります。また、多少英語が間違っていても、何とか伝えようとする姿勢を育てることの方が重要です。理屈ではわかっていても、実はこれが一番難しく、導くことができる大人は多くありません。

あるテレビ番組で、あの世界的な指揮者である小澤征爾さんが、外国人オーケストラに演奏の指示を出している光景を見かけました。小澤征爾さんの英語が、とてもシンプルで驚きました。あれほどの演奏を導く英語は、発音も実に日本人らしく、案外中学校レベルの文法で伝えられていたのです。私たちは英語のネイティブにはなれません。なる必要もないと思います。私は、日本語であれ英語であれ、自分が自分らしく自信をもって意見を述べたり、相手の言うことを相手のパーソナリティや文化・習慣も含めて理解したりできることが素晴らしいと信じています。

私自身が長い間、英語教育や英会話業界に関わってきた経験の中でわかったことは、日本の限られた環境の中で本当に英語を学ぶということ、その人その人に必要な英語力の習得をすることというのは、初めからいつもみんなと一緒に、では難しいということです。効率の良い人材育成ができた日本の教育も、時代の変化とともに、次第に人間の進化とのずれが大きくなっているように感じられます。変化の激しい今の時代、変化のスピードは更に加速していくのでしょう。

当スクールでは、私たち大人がお子さま一人ひとりにしっかりと関わりながら、その成長に寄り添います。今を懸命に頑張ることももちろん大切ですが、未来に子供たちが成長して真の国際人となり、一人ひとりが心の内から湧いてくるようなエネルギーで生き抜いていく源となるコアを持てるように、大切な子供時代を過ごすお手伝いをしたいと、考えています。

お目にかかれるのを楽しみにしています。

Green School Suzuka

代表 中嶋 昭子